第4回公開シンポジウム開催のご案内

新年あけましておめでとうございます。

京都市、神戸市、横浜市、福岡市に次ぎ、今年度は川越市、鎌倉市が新たな条例を制定しました。歴史的建築物を次世代へ継承するための新たな条例づくりはその目的や運用の仕組みなど自治体ごとに多様な事例が生まれはじめています。今年も第4回目となる公開シンポジウムを開催します。ぜひ奮ってご参加下さい。

下記内容のご案内はこちらからもダウンロード可能です。

日時:2017 年3月25日(土)15時30分〜18時30分(終了後19時より懇親会を予定しております→Bankart1929にて開催する運びとなりました)

会場:KGU関内メディアセンター

神奈川県横浜市中区太田町2-23 横浜メディア・ビジネスセンタービル8階

参加費:1,000 円(当日受付にてお支払い下さい)

主催:歴史的建築物活用ネットワーク(HARNET)

内容:(以下、敬称略)

15時30分【開会】安藤邦廣・筑波大学名誉教授

15時35分【歴史的建築物保存活用支援に関する政府の最新動向】 内閣府地域創生推進室次長 藤原豊

15時45分【制度説明】歴史的建築物活用に関する制度説明と最新動向 国土交通省住宅局建築指導課 企画専門官 松井康治

16時【歴史まちづくりに関する最新動向】東京大学 西村幸夫

16時15分【歴史的建築物の保存活用に関する最新動向】工学院大学 後藤治

16時30分〜18時30分【事例報告】歴史的建築物活用の新しいルールづくり最新動向(4地域各20 分)京都市、横浜市、川越市、鎌倉市

【ディスカッション】コーディネーター:東京大学 西村幸夫、上記報告者、工学院大学 後藤治

【閉会】西村幸夫・東京大学

 

参加申込:

件名に「全国会議第4回申込」、文中にお名前、ご所属、懇親会参加有無を記載し、事務局info@h-ar.netまで

最後になりましたが本年も皆さまにとっていい1年でありますよう。本年もよろしくお願い申し上げます。

HARNET通信2016年冬号の発刊のお知らせ

みなさん、こんにちは。歴史的建築物活用ネットワーク事務局です。

この度、歴史的建築物活用ネットワークの通信2016年冬号NO3(PDF版)を発刊致しました。

こちらをクリックください。

今号の特集は今年度新たに条例を制定された「川越市と鎌倉市の条例を読む」です。

是非、ご覧頂ければ幸甚に存じます。

 

歴史的建造物(景観重要建造物及び歴史的風致形成建造物)に係る相続税の評価方法の明確化の実現について

みなさん、こんにちは。歴史的建築物活用ネットワーク(HARNET)の事務局です。

この度、景観法及び歴史まちづく り法に基づき指定された建造物(「景観重要建造物及び歴史的風致形成建造物(以下,「景観重要建造物等」という。))については、相続税の軽減措置を講じることが可能になり、「相続税算定において景観重要建造物等とその敷地の評価額を,登録有形文化財等と同様,30%控除する旨の取扱い」がなされることになりました。(詳細の記事はこちら※をご覧下さい。※京都市のウェブサイト)

尚、国税庁ウェブサイトにおいて京都市から行った質疑内容に関する回答が掲載されております。

  • 景観重要建造物である家屋及びその敷地の評価に関する照会・回答はこちらをクリックください
  • 歴史的風致形成建造物である家屋及びその敷地の評価に関する照会・回答はこちらをクリックください

こうした歴史的建造物の維持保存には所有者が大きなコスト負担を抱えており、今回の相続税の減税措置は、そうした負担の軽減の一助となります。景観法、歴まち法等の諸施策と連携を図りながら、歴史的建築物が1つでも多く残ることが期待されます。

 

鎌倉市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例の成立

みなさま、こんにちは

来る4日、鎌倉市において「鎌倉市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例」が可決・成立致しました。

同条例はー歴史的建築物を活用しようとする所有者が「対象建築物の現況を調査したうえで、保存しながら活用するための建築計画や、建築物の安全性向上、維持管理に関する計画を記載した保存活用計画」を市に提出し、その上で同市が建築審査会専門委員会の意見のもとに「交通上、安全上、防火上及び衛生上支障がないと認めるときは対象建築物を保存建築物として登録」を行うことで、建築基準法の適用の緩和措置が受けられるーというものです。

今年3月の埼玉県川越市に次ぎ、同条例制定が少しずつですが各地へ拡がりつつあります。今年も年度末に公開シンポジウムを開催予定でおります。是非、今後もこの動きにご着目くだされば幸甚です。

川越市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例の施行

みなさん、こんにちは。

今年3月に可決成立した川越市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例が10月1日より施行されました。

建築基準法の適用除外指定を受けようとする歴史的建築物の所有者が「保存活用計画」を策定するための指針となる「川越市歴史的建築物保存活用計画策定指針」もあわせて公開されております。対象とする建物だけでなく、地区の特性及び同地区の歴史的建築物の今後の活用のニーズに沿って具体的に「何が緩和できるか」について丁寧に策定されております。是非ご覧下さい。

 

「その他条例」を中心とした歴史的建造物利活用に係る研究会開催のお知らせ

みなさま、こんにちは。

秋より「その他条例」を中心とした歴史的建造物利活用に係る研究会が下記の通りスタート致します。

自治体職員向けとなりますが、ご興味ございます方は是非ご参加ください。

講師陣等の詳細はこちらをご覧下さい。

主催:湘南邸宅文化ネットワーク協議会(代表幹事:後藤治工学院大学建築学科教授)

共催:HARNET 歴史的建築物活用ネットワーク

近代住宅遺産継承実践委員会

後援:横浜市

●日時:第1回平成28 年9月17 日、第2回10 月29 日、第3回12 月10 日、第4回平成29 年1月28 日、第5回3月25 日、いずれも土曜日の13:30~16:00

●会場:横浜メデイアビジネスセンター(第1回、第5回)、横浜開港記念会館(第3回)、万国橋会議センター(第2回、第4回)

●参加:参加者は県内を中心に自治体の関係部課職員に限定。事前申し込み制(下記メールにて登録 ※氏名・所属・参加回をお知らせください)

定員40 名 参加費無料(但し資料代1000 円/各回 ※当日会場にてお支払いください)

●参加申し込み及び問い合わせ先(事務局):(株)山手総合計画研究所 菅孝能、戸田啓太Tel:045-341-0087 Fax:045-261-3022 E-Mail:yamate21@y-p-c.co,jp

「歴史的建築物活用ネットワーク第3回会議」開催のご案内

 

みなさま、こんにちは。

「歴史的建築物活用ネットワーク第3回会議」開催のご案内です。

国土交通省・消防庁の通知発出後、約2年を経、各地で「新しい運用の仕組み」づくりがみられています。今年の全国会議では、同通知発出以降、実際に「新しい運用の仕組み」づくりに着手し始めた自治体や民間等の事例を学び、課題を把握・共有しながら議論を重ね、全国にこの取組みを広げていくことを目的に開催致します。ぜひ奮ってご参加下さい。

ご案内(PDFファイル)はこちらとなります。

日時:2016年3月6日(日)13時半〜17時半(終了後18時より懇親会)

会場:早稲田奉仕園スコットホール

参加費:1,000円 当日受付にてお支払い下さい

主催:歴史的建築物活用ネットワーク(HARNET)

内容:

13時30分〜13時45分

【開会・趣旨説明】安藤邦廣・筑波大学名誉教授

【挨拶】内閣府地域活性化統合事務局次長 藤原豊 13時45分〜14時30分

【制度説明】歴史的建築物活用に関する制度説明と最新動向  国土交通省ご担当者様

【歴史的建築物活用に関するこの1年の動向】後藤治・工学院大学教授

14時30分〜17時30分

【事例報告】歴史的建築物活用の新しいルールづくり 最新動向(5地域各20分)

埼玉県川越市、富山県氷見市・射水市、兵庫県豊岡市、福岡市、大分県臼杵市

【ディスカッション】

・コーディネーター:西村幸夫・東京大学先端科学技術研究センター所長

・上記報告者、後藤治・工学院大学教授

【閉会】西村幸夫・東京大学先端科学技術研究センター所長

18時〜 【懇親会】(スコットホール隣接の別会場)会費2,000円

◆参加申込件名に「全国会議第3回申込」、文中にお名前、ご所属、懇親会参加有無を記載し、事務局info@h-ar.netまで

 

公開勉強会のご案内(福島県会津地域)

みなさん、こんにちは。2016年も何卒宜しくお願い申し上げます。年始のご案内は、福島県会津地域における公開勉強会となります。川越市における空き家・歴史的建築物活用のための新しい仕組みづくりに関する事例として、公益社団法人小江戸川越観光協会の加藤忠正事務局長をお招きし、会津地域の皆様と会津地域における空き家・歴史的建築物活用について学びます。公開勉強会となりますので、みなさま奮ってご参加下さい。

 

公開勉強会 会津地域における空き家・歴史的建築物活用のための新しい仕組みづくり勉強会

主催 一般社団法人IORI倶楽部

共催 歴史的建築物活用ネットワーク(HARNET)

後援 福島県、会津若松市、喜多方市

協力 福島県建築士会会津支部、福島県建築士事務所協会会津支部

 

日 時 2016年2月12日(金)13時30分〜17時

会 場 末廣酒造嘉永蔵

福島県会津若松市日新町12-38  0242-27-0002

 

プログラム

13:30

主旨説明

安藤邦廣 筑波大学名誉教授

歴史的建築物活用ネットワーク (HARNET) 共同代表

13:50〜14:20

報告「会津地域における空き家・歴史的建築物の現状」

金親丈史 一般社団法人IORI倶楽部 理事(事務局長)

14:20〜15:00

報告「川越市における歴史的建築物活用の新たな仕組み」

加藤忠正 公益社団法人小江戸川越観光協会 専務理事(事務局長)

15:00〜15:10 休憩

 

15:10〜17:00

ディスカッション「会津地域における空き家・歴史的建築物活用の可能性」

司 会 安藤邦廣

パネラー

公益社団法人小江戸川越観光協会 加藤忠正

会津若松観光ビューロー 理事長 渋川恵男

株式会社まちづくり会津 稲村久美

会津北方小田付郷町衆会 星宏一

喜多方発21世紀シアター実行委員会事務局 篠田直子

 

参加申し込みについて

参加費は無料 定員は50名とさせていただきます。

資料準備の関係上、2月9日(火)までに下記申し込み先へご連絡の上ご参加ください。

 

申し込み・お問い合わせ先

一般社団法人IORI倶楽部 事務局 (担当:金親)

TEL:080-1668-9643

E-mail:iorikurabu@gmail.com

 

歴史的大規模木造宿泊施設の法制度検討小委員会・公開委員会開催のお知らせ

みなさま、こんにちは。

来月2日(金)、歴史的大規模木造宿泊施設に関し、下記のとおり、法制度検討小委員会(日本建築学会の特別研究委員会(歴史的大規模木造宿泊施設の安全性能確保特別研究委員会)の下に設置)主催の公開委員会が開催されます。歴史的な価値を持つ大規模な木造の旅館、ホテル等の宿泊施設に関して、その価値を継承しながらその安全性能を向上させるために必要な法制度の検討成果に関して各委員より発表がなされます。奮ってご参加下さい。

 

日 時   2015年10月2日(金) 15:00~17:00

場 所   建築会館 301・302会議室

参加費   無料 (資料代500円程度のみいただく可能性有り)

 

主旨説明・司会   後藤 治

歴史的大規模木造宿泊施設の安全性能確保特別研究委員会について 新宮清志(日本大学)

建築関連法制度上の課題 – 既存不適格建築物の観点から 竹市尚弘(竹中工務店)

大規模木造宿泊施設の歴史的・文化的価値 内田青蔵(神奈川大学)

大規模木造宿泊施設の実態-静岡県伊東市の事例 塩見寛(静岡県ヘリテージセンター)

建築基準法の適用除外と所有者等・地方自治体の法的責任 尾谷恒治(弁護士)

地方公共団体の取り組みと現状-兵庫県豊岡市の事例 沢田伸(ひょうごヘリテージ機構)

質疑応答・まとめ

HARNET通信2015年秋号NO2の発刊のお知らせ

みなさま

この度、歴史的建築物活用ネットワークの通信2015年秋号NO2(PDF版)を発刊致しました。

ダウンロードはHARNET NO2よりお願い致します。

[通信2015年秋号(PDF版)]

特集 氷見・射水の挑戦

コラム 西村幸夫、日置雅晴

その他、HARNETの取組等。