豊岡市にて、その他条例設置の検討スタート

豊岡市では今月28日、国家戦略特区の建築基準法の技術助言に基づく新しい運用の検討がスタート致します。
豊岡市には木造3階建の建物群を抱える城崎温泉があります。現行の建築基準法において木造3階建は、保存・活用(用途変更・増築時)のハードルが高く、全国に誇る城崎温泉の生業や景観の承継には、建築基準法の適用除外に基づく新しい運用の仕組みが必要となってまいります。

1925年、大正14年5月23日の北但地震(北但馬地震)の焼失、地域の共有資産(コモンズ)である源泉開発・管理のための財産区の仕組みづくり、比較的小規模な経営をメインとする旅館の連なりや外湯を維持することで、1つの旅館内での囲い込みではなく、開かれた温泉街での観光づくり等、長いまちづくり活動の積み重ねの上に、今回の新しい挑戦があります。

会員の皆様へは詳細をHARNET通信にて詳細をご案内させていただきます。何卒宜しくお願い申し上げます。

 

豊岡市市長定例会見(6月2日) 関連資料 こちら

神戸新聞関連記事 こちら