[シンポジウム]地域における歴史的建築物の保存・活用の仕組みづくり —建築基準法「3条その他条例」に係る最新動向と課題解決へ向けて—開催のご案内

皆さん、こんにちは。HARNET事務局です。残暑厳しいおり、いかがお過ごしでしょうか。本日は当会主催の建築基準法「3条その他条例」に係るシンポジウムについてご案内させていただきます。

毎年、年度末に実施しておりました本シンポジウムですが、今年は11月に京都市で開催を予定しております。

「3条その他条例」に関しては、制定済み自治体が16となりました。一方で、運用に関しては京都市などの一部自治体を除いて、運用実績を持たず、課題を抱えている自治体も少なくありません。今年度はこうした状況に対し、真の課題は何か、どのような解決策があり得るか等、各々の地域の実情を基礎としながら、共通の議論の場を設け、協議を行ってまいります。ご興味のある関係者の皆さまにぜひご参加いただければ幸甚です。

 

地域における歴史的建築物の保存・活用の仕組みづくり

—建築基準法「3条その他条例」に係る最新動向と課題解決へ向けて—

11/10(日)

◆見学会 京都市の適用除外事例の見学

    (集合場所、見学方法等に関しては後日詳細を更新致します→(注)時間等を変更しました(9/11更新))

日時:2019年11月10日(日)10時00分〜12時00分

(所有・管理者説明:10時〜と11時〜の2回/各回15名まで申込先着順)

場所:長江家住宅

京都府京都市下京区新町通綾小路下る船鉾町394

見学費:1000円

◆公開シンポジウム

日時:2019年11月10日(日)13時30分〜16時45分(開場:13時15分)→(注)時間等を変更しました(10/8更新))

会場:京都経済センター 会議室6ーC https://kyoto-kc.jp/access

京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地、京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」北改札出てすぐ、阪急電車京都線「烏丸駅」26番出口直結

参加費:1000円

内容:

  • 京都市における京町家の保存と3条その他条例(京都市)
  • 事例報告 金沢市、喜多方市、奈良市
  • 条例制定済自治体における近況報告 津山市、箱根町、群馬県
  • 解説 後藤治
  • コメント 安藤邦廣、西村幸夫

※申し込み方法

名前、所属、メールアドレス、参加の有無(見学会、公開シンポジウム)をお書きの上、info@h-ar.netまでお送りください。

尚、ご記入いただきました個人情報については、本シンポジウム運営事務以外に利用することはありません。

 

主催:歴史的建築物活用ネットワーク(HARNET)

後援:京都市、公益社団法人日本建築士会連合会、歴史的景観都市協議会、全国伝統的建造物群保存地区協議会

奈良市の建築基準法3条その他条例骨子(案)に関するパブコメ開始のご案内

みなさん、こんばんは。HARNET事務局です。

今日は奈良市の建築基準法3条その他条例骨子(案)に関するパブコメ開始のご案内をさせていただきます。

市内在住、在勤、在学者はもちろん、それ以外にも関係団体、個人の意見提出が可能となっております。ご関心をお持ちの皆様、ご意見をお寄せいただければと存じます。

期間:令和元年6月17日(月)から令和元年7月12日(金)まで【必着】

詳細は下記をご覧下さい。

「奈良市歴史的建築物の建築基準法適用除外に関する条例骨子(案)」の意見の募集について
http://www.city.nara.lg.jp/…/conte…/1558055383516/index.html

「歴史的建築物の活用による地方創生シンポジウム ~国土交通省「歴史的建築物の活用に向けた条例ガイドライン」の普及に向けて~ 」の議事録及び資料公開のお知らせ

こんにちは。HARNET事務局です。

この度、建築士会連合会のHPにて、昨年度の「歴史的建築物の活用による地方創生シンポジウム ~国土交通省「歴史的建築物の活用に向けた条例ガイドライン」の普及に向けて~ 」の議事録及び資料が公開が開始されましたので、ご案内させていただきます。

ご参加くださりました皆様はもちろん、遠方にて参加が叶わなかった皆様もぜひ、ご覧いただき、現場にてご活用いただければ幸いです。

シンポジウム開催後、多くの皆様より問い合わせをいただき、この度の公開となりました。大変お忙しい中、公開にご協力、ご尽力いただきました関係者の皆様には深く御礼申し上げます。

引き続き、何卒宜しくお願い申し上げます。

こちらからダウンロード可能となります。

制度説明
「歴史的建築物の活用に向けた条例整備ガイドラインについて」
髙木直人(国土交通省住宅局建築指導課企画専門官)

基調講演
(1)「歴史的建築物の活用と建築基準法を両立させる方法」
後藤 治(工学院大学教授・理事長)
(2)「歴史的建築物・町並みの活用と火災安全」
長谷見雄二(早稲田大学教授)

パネルディスカッション
後藤 治(コーディネーター・前掲)
長谷見雄二(コメンテーター・前掲)
林 歓太郎(パネリスト・京都市建築指導課企画基準係担当係長)
加藤忠正(パネリスト・(公社)小江戸川越観光協会専務理事)
平岡正宏(パネリスト・津山市教育委員会参事)
中村陽二(パネリスト・(一社)岡山県建築士会岡山県歴史的建造物委員会)
菅 孝能(パネリスト・(株)山手総合計画研究所代表取締役)

 

昨年度の3条その他条例の制定の動き

こんにちは、ハーネット事務局です。今日は最新の3条その他条例の制定の動きをお伝えさせていただきます。

先の3月議会で石川県金沢市(金沢市歴史的建築物の現状変更の規制及び保存のための措置に関する条例、主管課:文化スポーツ局歴史都市推進課)、福島県喜多方市(喜多方市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例、主管課:建設部建築住宅課)の2自治体において新たな条例制定がなされました。両自治体ともに独自条例の制定となります。

また、この4月より藤沢市の3条条例である「藤沢市建築規準等に関する条例」(昨年6月22日制定)の施行がスタートしました。藤沢市の条例はこれまで県建築規準条例に依拠してきたものを新規に市条例として制定されたものとなっております。

昨年度も大変お世話になりありがとうございました。本年度も継続し、いくつかの自治体で検討協議が進行しています。今年度も様々な機会を通して、皆さんと情報交換、多くの課題協議を図っていければと存じます。引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。

11月2日付/朝日新聞「(多和田葉子のベルリン通信)歴史の一部、建物も私も」のご案内

みなさん、こんにちは

ご無沙汰しておりますHARNET事務局です。

2018年11月2日に朝日新聞に掲載されました

(多和田葉子のベルリン通信)歴史の一部、建物も私も

の記事のご案内となります。このところ、少しかたいイベントのご案内が続いていたので、小休止的な投稿となります。

古い家を快適に暮らせるように改装するのには手間も費用もかかるが、自分も歴史の一部なのだという充実感を日々味わうことができる。-(略)-アルトバウ(19世紀末から20世紀初頭にかけて建てられた住宅)の高い天井を見上げていると、19世紀末から20世紀初頭にかけて、それまでは想像もできなかったような新しい文学、美術、音楽、ダンスを生み出した人たちの声が聞こえてくる。

ぜひ、全文をお読みいただければ幸いです。

10/6開催の国交省ガイドライン普及シンポジウムに関してのご案内

みなさん

大変お世話になりますHARNET事務局です。すっかり秋めいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今日は来週に開催が迫ってまいりました国交省ガイドライン普及シンポジウムに関してのご案内を改めてさせていただきます。最新版のチラシはこちらよりご覧ください。

尚、前回のご案内から、下記の2点、変更がございますのでご確認くださりますようお願い申し上げます。

・自家用車でお越しの方

当初、予定しておりました津山高校の駐車場が津山市役所の駐車場(2箇所)へと変更となりましたのでご注意ください。詳細な駐車場の地図はこちらをご覧ください。

・10/7に開催予定の「津山市内歴史的建築物見学会」ですが、1)伝建地区まちあるきコース2)旧苅田家町家群見学コースの2つのコースをご選択いただくようになりました。2日目の見学会をお申し込みされたみなさま、大変恐れ入りますが、可能でございましたら事前に、事務局(guideline@kenchikushikai.or.jp)までご希望のコースをご連絡くださりますと大変幸いに存じます。

 

浸水被害を受けた竹小舞下地土壁の扱いについて(情報掲載)

みなさん

このたびの平成30年7月豪雨で被災された多くの方々に心よりお見舞い申し上げます。
本ページでも、被災地に役立つと思われる情報を掲載させていただきます。
多くの被災地の方々に同情報が届くようにご協力をお願い申し上げます。

*浸水した土壁は細菌の問題もあるので、慎重に対処していただくようお願い致します。

■「浸水被害を受けた竹小舞下地土壁の扱いについて」ー土壁が水に浸かっても、その壁土を再利用・修理して元の住まいに住み続けることができますー

<内容>
1. 土壁の特徴
2. 応急措置
3. 補修・補強
4. 補修・補強後の日常の手入れ
5. 水害の被害を軽減する方法各種

■京都左官協同組合・関西木造住文化研究会、
「建築設計者・施工者向け既存京町家の土壁設計・施工・維持管理マニュアル」の「9.2水害被災時」、2015

■関西木造住文化研究会、平成26 年度文化庁委託事業「木造文化財建造物総合防災診断指針」の第4 章「水害・土石流災害と対策

【参考】
■岡山県の建築指導課のHPの中の「浸水被害を受けた建築物の応急・復旧対策情報」
⇒ http://www.pref.okayama.jp/page/567885.html

・平成30年7月豪雨被災者生活支援情報の一覧中、
「浸水被害を受けた建築物の応急・復旧対策情報」
⇒ http://www.pref.okayama.jp/page/567658.html

■同資料の当会のHPへの掲載とともに、日本建築学会のWEB
・日本建築学会災害委員会のHP

http://saigai.aij.or.jp/saigai_info/201807_w_Japan_heavy_rainfall/201807_w_Japan_heavy_rainfall.html
・日本建築学会近畿支部HP トップページの「他団体新着行事案内」
⇒ http://kinki.aij.or.jp/

国交省発出ガイドライン普及シンポジウム開催のお知らせ

みなさん

こんにちは、HARNET事務局です。来たる10/6(土)、岡山県津山市において歴史的建築物の保存・活用のための国交省発出ガイドライン普及シンポジウムが開催される運びとなりました。建築家、行政職員の皆さまはじめ、歴史的建築物の保存・活用にご興味のある皆さま、奮ってご参加ください。

チラシはこちらよりダウンロード可能です。

プログラム内容

第1日目
13時から13時50分
◆ 津山高校本館※の見学(希望者のみ)
※旧岡山県津山中学校、国指定重要文化財

14時から17時30分
◆シンポジウム
「歴史的建築物の活用による地方創生シンポジウム」
(場所:津山高校創立100周年記念館)

[1]制度説明 国土交通省住宅局建築指導課(20分)
「歴史的建築物の活用に向けた条例整備ガイドラインにつ いて」
[2]基調講演(60分(各30分)) 後藤治(工学院大学)
「歴史的建築物の活用と建築基準法を両立させる方法」
長谷見雄二(早稲田大学)
「歴史的建築物・町並みの活用と火災安全」

̶̶休憩(10分)̶̶

[3]パネルディスカッション
(120分 報告25分(各5分)、ディスカッション95分)
コーディネーター:後藤治 コメンテーター:長谷見雄二

パネリスト:
京都市都市計画局建築指導部建築指導課
企画基準係 担当係長(歴史的建築物保存活用担当)林 歓太郎
(公社)小江戸川越観光協会 専務理事 加藤忠正
津山市教育委員会 参事 平岡正宏(元:歴史まちづくり推進室)
岡山県建築士会 歴史的建造物委員会 中村陽二
(株)山手総合計画研究所 代表取締役 菅 孝能

18時30分から20時
◆ 懇親会 津山国際ホテル

第2日目
9時から11時
◆ 津山市内歴史的建築物見学会(希望者のみ)

【主催】(公社)日本建築士会連合会
【共催】(一社)岡山県建築士会
【後援】津山市、(一社)日本建築学会、(公社)日本建築家協会
【協力】国土交通省
【運営協力】歴史的建築物活用ネットワーク(HARNET)

 

参加ご希望の方は、9月28日(金)までに、下記項目を記入のうえ、申込先までe-mailまたはファックスに てお申し込みください。

■ 記入項目
[1]氏名(ふりがな)
[2]所属(勤務先)
[3]連絡先(e-mail、電話番号)
[4]津山高校本館見学会の参加有無
[5]懇親会の参加有無
[6]2日目歴史的建築物見学会の参加有無
[7]交通手段(公共交通か自家用車か)

■ 申 込 先:日本建築士会連合会 担当:秦
■ e-mail:guideline@kenchikushikai.or.jp
■ Fax 03-3456-2067

学芸出版社主催、西澤英和著『耐震木造技術の近現代史』刊行記念セミナーのご案内

みなさん、こんにちは
HARNET事務局です。

学芸出版社主催、西澤英和著『耐震木造技術の近現代史』刊行記念セミナーを下記のとおり開催致します。奮ってご参加ください。

◎プログラム
17:30  開場、受付
18:00  開演
「伝統木造建築の英知とは」 西澤英和
(ゲスト)後藤治(工学院大学理事長・歴史的建築物活用ネットワーク共同代表)
質疑応答
20:00  終了予定

司会:山本玲子(NPO法人全国町並み保存連盟事務局長・歴史的建築物活用ネットワーク事務局)

日 時/ 2018年6月6日(水) 18:00~20:00(17:30開場)
場 所/ 湯島天神 梅香殿 2F(〒113-0034 東京都文京区湯島3-29-5)
会 費/ 1000円
本をご持参の方または、当日ご購入の方は無料になります。西澤英和著『耐震木造技術の近現代史』(学芸出版社)をお持ちの方は、必ずご持参ください。

定 員/ 50名
主 催/ 学芸出版社
協 力/ 公益社団法人 日本建築家協会再生部会
これからの木造住宅を考える連絡会
歴史的建築物活用ネットワーク HARNET

「その他条例」を中心とした歴史的建造物の利活用に係る研究会記録集の販売について

みなさん、こんにちは。

3月17日(土)の第5回会議にはたくさんの方々にお越しいただき、誠にありがとうございました。

会場でもご案内させていただきましたが、平成28年度「その他条例」を中心とした歴史的建造物の利活用に係る研究会(代表 後藤治 工学院大学)研究会の各回の記録が1冊の記録集としてまとめられました。

内容は、当日の講義資料、講義から質疑応答までの議事録が掲載された、大変貴重な資料となっております。

「3条その他条例」にご関心のある皆様に是非お求めいただければと存じます。

 

尚、お申込みやお問い合わせは、下記事務局までお願い申し上げます。

ご購入お申し込み書はこちらからダウンロードください。

「その他条例」を中心とした歴史的建造物の利活用に係る研究会 記録集 ¥5,000

「その他条例」を中心とした歴史的建造物の利活用に係る研究会事務局(山手総合計画研究所内)

TEL:045-341-0087  FAX:045-261-3022  MAIL:yamate21@y-p-c.co.jp

 

「その他条例」を中心とした歴史的建造物の利活用に係る研究会 記録集 目次

 はじめに

「その他条例」を中心とした歴史的建造物の利活用に係る研究会について

目的
平成28年度の研究会プログラム

  • 第1回「その他条例」研究会

「歴史的建造物の保全活用の動向と諸制度ー地方自治体における独自条例の制定ー」 後藤治

「歴史的建造物の保全活用の動向~後藤先生のレクチャーを受けて」 津村泰範

  • 第2回「その他条例」研究会

「川越市の「その他条例」制定の取り組み」 加藤忠正

「横浜市での歴史的建造物活用の事例」菅井稔

  • 第3回「その他条例」研究会

「横浜市特定景観形成歴史的建造物制度」 小田嶋鉄朗

「建築基準法の特例制度の活用」 村島正章

  • 第4回「その他条例」研究会

「鎌倉市歴史的建造物の保存及び活用に関する条例―条例制定の背景―」 征矢剛一郎

「鎌倉市歴史的建造物の保存及び活用に関する条例―条例制定の経過・内容・運用について―」

近藤裕二

「建築基準法の適用除外と自治体の法的責任【骨子】」 尾谷恒治

  • 第5回「その他条例」研究会

「 藤沢市のまちづくり」 濱野高好

藤沢市の「その他条例」への取り組み 金子昌義

おわりに

参加者一覧

資料編