はじめに

古い建築物を探し出し、修理して使うこと。

日本の各地域には町家、武家屋敷、農家、庄屋、酒蔵場、銀行、工場等の「歴史的建築物」が残されています。こうした建築物はたとえ文化財指定のないものであっても、私たちの日常の風景であり、大切な技術と記憶を包含した地域の資源です。

しかしながら、現在、こうした建築物の多くが空き家化したり、相続に伴う解体等が進み、年々失われていっています。

地域にとって「歴史的建築物」はとても重要な文化の蓄積です。手をかけ続けることで、その価値を後世に引き継ぐことが出来ます。その土地に根ざし、洗練された職人(技能者)の伝統工法、森林の循環は、経済と文化の屹立に欠くことの出来ない大切なものです。

今般、たくさんのご縁、出会いが重なり紡がれ、政府の国家戦略特区に対し、全国35の自治体、16のまちづくり団体、5つの関係団体による「歴史的建築物」活用を目指した提案を行いました。

これまで古い建築物を大事にされ、活動されてきた方々、先達のとびばこの上に、今回、小さな一段を積みたい。その一歩の歩み、どうかご支援いただければ幸いです。

これからもよろしくお願いします。

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